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HVJ Envelope(HVJ-E)ベクターを用いてIgG抗体を細胞内に効率良く導入し
細胞内タンパク質の機能を解析するのに適したツールです
【はじめに】
抗体は細胞内には進入できないため、抗体を用いる実験は主として細胞外の分子が対象となってきました。
しかし、生きた細胞の中の標的分子に抗体を作用させることが出来れば、細胞機能の解析や、診断・治療の
ターゲット分子探索などの分野で新しい研究の展開が可能となります。
GenomONE-CAb
Antibody Delivery Reagentは、そうしたニーズに応える次世代の細胞内抗体導入ツール
です。不活化センダイウイルス(HVJ)の膜融合能を利用したtransfectionツールであるHVJ Envelope(HVJ-E )
の中に
抗体を封入し、細胞に処理することで、細胞質に効率良くIgG抗体を導入することが出来ます。エンドサイトーシスに
よって抗体を導入する脂質ベースの試薬では難しかった全く新しい実験の方法論を提供します。
【導入原理】
本システムは、弊社が独自に開発したIgG抗体封入エンハンサーの働きにより、2002年より販売
している
HVJ-Eベクター(GenomONE、GenomONE-Neo)に比べて、HVJ-EへのIgG分子の封入効率が格段に向上して
います。これに伴い、IgG分子を細胞質に高効率で導入することが可能と
なりました。
【本製品のご使用にあたって】
・IgG抗体の導入に適した試薬です。
・抗体溶液にグリセロールが含まれる場合、20(v/v)%以下の濃度でご使用ください。
・蛍光標識2次抗体を用いて染色する場合、必ずF(ab')2
Fragmentを使用してください。
・蛍光標識抗体を導入する場合、抗体によって条件の最適化が必要です。
(詳細は、取扱説明書をご覧下さい)
GenomONE-CAb
に関する弊社の発表論文:Y.
Kondo et al. J. Immunol. Methods, 332, 10-17(2008).
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