GenomONE(ゲノムワン)はさまざまな人達の手で製造されています。そんな人達のいろいろ語り。
研究者ならではの発想が読めるかも?!

2009・3・6 更新

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第10号
34cm」

 

 Sサイズ37cm、Mサイズ39cm、Lサイズ41cm・・・
これって何のサイズかわかりますか?これはシャツの首周りのサイズです。
 私は昔、Sサイズのシャツを着ていたのですが、首周りのゆとりがありすぎると指摘されました。測ってもらうと34cmくらいの首周りのシャツが丁度良いと言われたことから、シャツ探しが始まりました。しかし小さいSサイズのシャツは首周りが37cmのものが多く、色々探したのですがなかなか首周り34cmのシャツは見つかりません。売り場の方からオーダーシャツを勧められたこともあり、オーダーシャツを作ることになったのです。

 糸には番手というものがあり、数字が大きくなればなるほど細くなります。通常、シャツで使われているのは60〜80番手くらいで、80番手以上になると光沢を放ち、肌触りが柔らかくなります。私の場合、最初はよくわからないこともありキャンペーン中の生地でとりあえず作りました。
 しかし胸やウエストのタイト感にくらべて、アームホールや二の腕辺りに無駄なゆとりがありましたので、再度作り直しました。着用して初めてわかることがあるので、最初から満足度の高いものは難しく、何回か作ることが必要になります。採寸してくれる人をフィッターというのですが、この人とコミュニケーションがうまくいけばいくほど、感性が近いほど、満足度の高いものができあがります。
 客の体の癖を見抜いた上で、相手が望まれるもの、それをどう引き立たせる形にするかがフイッターの技術とセンスの見せ所です。そして出来上がったシャツには既製服には無い、創り手の思いが込められています。

 相手がどういったものを望んでいるのか、どのような状況で使用するのかを十分に把握し、それを形にする。
 それはラボで実験する研究者の気持ちになって新しい試薬開発にチャレンジしている私達にも当てはまることと考えています。トランスフェクションや細胞融合実験に利用できる GenomONE シリーズ(HVJ-Envelope キット)も、お客様の声を反映させてより使いやすく、より高性能のキットに改良するための取り組みを続けています。

 

 

 

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