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◇ゴルフ場の農薬◇ |
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かつて「ゴルフ場では農薬を大量に散布し、水や空気をはじめ環境を悪化させ、プレーヤーやキャディーの健康にも害を与えている」とうい批判がありました。これは乱開発と環境破壊の象徴として、当時のゴルフ場が槍玉に上げられたという面を否定できません。 |
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| (農薬工業会:農薬ニュースレーダー1999.12No.21記事より抜粋させて頂いております。) |
直接流出を防ぐ調整池 |
環境庁指針値オーバーは2例のみ |
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日本のゴルフ場の多くは丘や里山を切り開いて造成されており、川の上流や水源に近く傾斜地が多くなっています。また、グリーンの下には暗渠が張り巡らされ排水をよくしています。 |
環境庁はゴルフ場での適正な農薬使用をはかるため、1990年に「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁の防止に係わる暫定指針」を定め、現在35農薬について暫定指定値を公表しています。この値はゴルフ場の排水中の農薬の許容濃度をさだめたものです。 毎年、全国の水質調査の結果が公表されますが暫定指針値を超える例はごくわずかです。 1998年度は47都道府県の1,907ヵ所のゴルフ場で調査した結果、112,683のサンプルのうち暫定指針値を超過したのはわずかに2例のみ、超過率は0.0018%でした。 超過した事例については自治体による指導がなされ、その後の調査で指針値を超過していないことが確認されています。 |
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急速に下がる大気中の濃度 |
安心してプレーできます |
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| ゴルフ場での農薬散布は休日やプレー終了後の夕方からがほとんどです。農薬工業会が社団法人「緑の安全推進協会」へ委託、神奈川県内のゴルフ場で、フェアウエーに農薬散布したあとの大気中の農薬濃度(気中濃度)の推移を調査した結果は次の通りです。 分析対象の農薬は、殺菌剤のフェルトラニルとペシクロンです。6つの測定地点で検出された濃度の範囲を示しています。いずれも散布後3時間で、それぞれ2.74μg/m3、0.70μg/m3という最高値が検出されました。 フェルトラニルは、散布後10時間たつと6地点中3地点で検出限界(0.05μg/m3)未満になりました。残りの地点ではわずかながら検出されましたが、24時間後では検出されたのは1地点のみで、その濃度は0.05μg/m3でした。 ペンシクロンは散布後7時間で測定地点のすべてで検出限界(0.05μg/m3)未満にさがりました。 |
このように、一晩たち翌朝になれば農薬はほとんど検出されなくなります。 また、その間に検出された農薬の気中濃度は、評価値や無影響量を大きく下回っており、たとえこれらの農薬が残っていてもプレーヤーやキャディーの健康に影響を及ぼすことはないと考えられます。 ゴルフ場では、より環境に配慮したコース管理が行われ、農薬についても一層の効率的使用が進められています。 ですからゴルファーの皆さんは、緑でいっぱいの環境の中で、安心してショットやパットに集中して、プレーを楽しむことができるのです。 |
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