阿蘇山と南外輪山に囲まれた南阿蘇村は、至るところから大小さまざまな水が湧き出し、「水の生まれる里」と呼ばれている。
白川水源は、南阿蘇鉄道のSL観光トロッコ列車が走るエリアで、沿線には阿蘇連山の広大な景色が広がり、九州を代表する観光スポットの一つとなっている。
白川水源は、水の神様をまつる白川吉見神社の森の中の境内にあり、白川総水源として崇められている。
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(白川水源の水の流れ)
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(阿蘇根子岳)
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(白川吉見神社 鳥居)
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(白川吉見神社)
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この神社は、肥後菱田の源神として、細川綱利公が元禄年間に、社殿造営したもので、本殿前の由緒書きには、次のように説明されていた。
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◇白川吉見神社 |
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「当神社は阿蘇神社の末社として、古代より水源の守護神として尊崇され、境内の中央から涌水する大泉流は、肥後平野を潅流して、幾千ヘクタールの水田を被い、湧水池は肥後名勝の一つに数えられた。元禄14年6月(1683年〜1703年)、第5代肥後藩主・細川綱利公が山狩りの際、参拝され、「当社は余が領地菱田の源神で、恩恵広大である。速やかに社殿を修造せよ。」と郡代に命じ造営されたという由緒を持っている。
この湧水は不老長寿・諸病退散の御清水として、昔から語り継がれ尊ばれている。」と説明されていた。 |
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(白川吉見神社説明板)
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この水源は数ある湧水の中でも、代表的な湧水で、熊本市の中央を流れる一級河川・白川の水源となっている。
白川水源の表示板に沿って、渓流沿いに3分ほど歩いて行くと、途中、みやげ物店や食事処が点在していた。
入口の小屋で入場料100円を支払い、神社の境内に入ると、すぐ目の前に白川水源の湧水池がある。
水温14℃の清冽な清水が、地底の砂を舞い上げながら、一緒に毎分60トンの勢いで湧き出している。
冬は温かく夏は冷たく、あくまで透明で、豊かな湧水量を誇っている。
水は自由に持ち帰りができ、近郷や遠方から、わざわざこのミネラルウオーターの原水ともなっている美味しい水を求めて、愛飲者が絶えることなく訪れている。(そのまま飲用可)
村内の加工場で殺菌処理された水は、「白川水源」として販売されている。(500ml/120円)
水はまた、主に灌漑用水としても利用されている。

(白川水源説明板) |

(白川水源渓流) |
南阿蘇村は阿蘇高岳の南麓に当たり、村内にはこの白川水源のほか、名水が数多く、水源地周辺は「南阿蘇村自然環境保全地域」として指定され、管理組合などが清掃・保全活動を行なっている。

(白川神社の森) |

(案内板) |
白川水源探訪の後は、雄大な自然が息づく阿蘇観光巡りをお勧めしたい。
阿蘇山は「阿蘇五岳」の山々を総称して呼んでおり、これは中岳、高岳、杵島岳、鳥帽子岳、根子岳の五つの岳を指している。
阿蘇・くじゅう国立公園は九州を代表する名勝地の一つで、雄大で素晴らしい景色が随所に展開している。
噴煙を噴き上げる中岳、険しく切り立った男性的な山容の根子岳や、草原が一面に広がった美しい草千里の風景は、何度見ても飽きることがない。
遠くに目をやれば、阿蘇南外輪山の迫力が身体に直に伝わってくる。阿蘇は、日本でも数少ない有数の観光地である。

(阿蘇連山@) |

(阿蘇連山A) |
以上
(筆者:九州T.H)
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