ISHIHARA’s VOICE
研究

ペットの命を救う
新薬開発を目指す

ヘルスケア事業本部 研究開発部

H.M2019年入社(共同獣医学部 獣医学科修了)

動物用医薬品研究開発 獣医学系 勤続4年目まで

キャリアパス

2019年

アニマルヘルス事業本部 研究部

2020年

ヘルスケア事業本部 アニマルヘルス研究部

2021年

ヘルスケア事業本部 研究開発部 研究開発グループ

なぜ、私が石原産業に入社したのか

製薬に携わるからこそ
救える命がある

学生時代に可愛がっていた猫を病気で亡くし、また動物病院で実習をするなかで有効な治療法がなくて亡くなっていく犬や猫を看取る経験をしました。かけがえのないペットの命を救うため獣医師になる道も考えましたが、製薬に携わることでしか救えない命もあると思い、進路を変更したんです。
石原産業は動物用医薬品の研究開発を行っていることに加え、さまざまな取り組みを展開していて、幅広いスキルを身につけられることに惹かれて志望しました。

所属する部署の役割と私の仕事

動物用医薬品の
開発に向けた基礎研究を担当

私が所属するのは、動物用医薬品の研究と開発を担う部署です。研究業務では新薬候補に関する化合物の基礎研究を実施し、生物活性や安全性などを検討します。もうひとつの柱の開発業務では、新薬候補の承認申請に必要なデータ取得や外部試験の委託、市販された薬の調査などを行います。
こうしたなかで私は、主に動物実験による薬効、安全性、薬物動態の評価を担当しています。新薬を世の中に送り出すのは本当にむずかしく、成功する確率は何万分の1といわれるほど。そうした研究開発の最上流にあたる基礎研究は、その後の工程を左右する重要なポジションなので、わずかな活性や毒性も見逃さないよう、さまざまな視点から考えて実験計画を練り、データの評価を行うように心がけています。

今後チャレンジしたいこと

新たな可能性をひらくため
視野を広げる

日々の業務を通じて、新薬候補の基礎研究だけでなく、新薬候補に成り得るものを見つけることの重要性も感じるようになりました。新しい領域を開拓するために、常に業界や市場の動向、新しい技術などにアンテナを張っておくことを意識しています。もちろん基礎研究の担当者としてのスキルも磨いていきたいと考えています。自分の手を動かしてはじめて気づくことも多いので、今まで経験したことのない技術にも積極的に取り組みたいです。

1DAY SCHEDULE

ある1日のスケジュールを紹介します。

  • 9:00

    出社~当日の予定確認

  • 9:15

    実験

    実験条件が変わるとデータに大きく影響するため、細心の注意をはらいます。
  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    チームミーティング

    ディスカッションをしながら実験計画、結果の検討を行います。
  • 15:00

    実験データの解析

    一日中実験をする日もあれば、デスクワークを集中的にする日も。
  • 17:30

    業務終了