ISHIHARA’s VOICE
海外営業

社会に役立つ材料を
大きな市場である
米国で広める

ISHIHARA CORPORATION U.S.AProduct Development Manager

Y.T2016年入社(工学研究科 物質系工学専攻修了)

事務系(営業) 物理学・化学系 勤続5〜9年目

キャリアパス

2016年

四日市の無機化学部門

技術職として新規顔料開発に従事。

2019年

大阪本社

営業職として国内・海外に営業活動。

2021年

米国の現地法人へ

営業職として主に付加価値商品の営業を担当。

所属する部署の役割と私の仕事

“プラスワン”を
提供するため
幅広くアンテナを張る

当社が取り扱う酸化チタン「白色顔料」は、塗料やプラスチックなど身のまわりの白色製品だけでなく、色のついた製品でも下地を隠すために使用されている材料です。私は米国の現地法人に所属して、主に米国内のお客様に対して営業活動をしています。
米国は非常に大きな市場で、数パーセントのシェアを獲得すれば膨大な売上につながります。そのために“プラスワン”を提供する営業を行えるよう、常にアンテナを広げています。

私の仕事のやりがい

自分たちが届ける材料が
社会に役立つことを実感

私が取り扱う付加価値材料は、これまでひとつの材料では成し得なかったことを可能にする画期的な材料です。たとえば、現在注力している材料に、優れた耐久性をもつものがあります。人手不足が社会問題になっているなか、この材料を使用していただくことで塗り直しの回数を大幅に減らすことができます。実際にお客様から、これまで5年程度で塗り直しの必要があったところ、塗料が15年も耐久するようになったという声を聞きました。こうした評価をいただくと、社会に貢献している実感が湧いてきます。
また、赴任当初は言葉の壁を感じることも。しかし何事にも懸命に取り組むことで相手もこちらの姿勢を理解してくれて、協力してもらえるようになりました。こうした信頼関係はモチベーションや仕事の質を向上させる源泉になるので、これからも大切にしていきたいです。

印象に残っているエピソード

徹底的な検証によって
状況が変わりつつある

これまでにない材料であるため当初はまったく関心をもってもらえず、話を聞いていただいても「使用法がわからない」という反応が大半でした。
そこで、お客様と面談を重ねて現在の課題やニーズを徹底的に検証し、当社のR&Dに協力してもらいながらメリットにつながる提案に力を注ぎました。こうした取り組みによって少しずつではありますが、とてもおもしろい材料だと認識されはじめています。今後も引きつづき市場調査とお客様とのコミュニケーションを軸にして、より多くのお客様に提供することを目指しています。

1DAY SCHEDULE

ある1日のスケジュールを紹介します。

  • 8:30

    出社

  • 10:00

    オンラインミーティング

  • 12:00

    昼休憩

  • 14:00

    お客様との面談に向けた資料作成

    米国は移動距離が長いため、面談は1週間単位で出張に行くことが多いです。
  • 17:00

    検体の接種作業

  • 18:30

    業務終了