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2019年

2019年2月28日 企業

三井住友銀行の「ESG/SDGs評価」に基づくコミットメントライン・シンジケーション契約の締結について

当社は、株式会社三井住友銀行(頭取CEO:髙島 誠、以下「SMBC」)との間で「ESG/SDGs評価に基づくコミットメントライン・シンジケーション」契約を締結しました。

本件は、SMBCと株式会社日本総合研究所(代表取締役:渕崎 正弘)が作成した基準に基づき、当社のESG側面の取り組みや情報開示、SDGs(持続可能な開発目標)達成への貢献を評価し、その趣旨に賛同いただいた金融機関によって組成されるコミットメントライン・シンジケーションとなります。

また、今回のコミットメントラインは「震災対応型」として、通常のコミットメントライン条項に加え、南海トラフ地震による四日市工場の被害を想定し、被災時にも円滑な資金調達を可能とする内容の条項を別途定めたものです。

当社の取り組みは、全体ではサスティナビリティに向けた企業経営において、良好な取り組みと情報開示を実施しているとの評価を受け、以下の項目の中では、特に社会側面(S)において高い水準であると評価されました。

(具体的な評価項目)
①環境側面(E)
「環境・安全基本方針」のもと、環境汚染の予防や廃棄物の発生抑制・再利用・再資源化を推進している。また、酸化チタンの製造工程から発生する有価物を環境商品として販売する際に、商品毎に第三者機関による評価を取得している。

②社会側面(S)
「ISKグループ行動規範」を策定し、競争的制限行為や贈収賄・汚職の禁止や、知的財産権の保護を明記しているほか、公正な経済取引の実効性確保のための教育に注力している。

③ガバナンス側面(G)
企業理念に「株主、顧客・取引先、地域社会、従業員を大切にする」と明記し、四日市工場を核として、地域社会との双方向のコミュニケーション等に注力している。

④SDGs
事業活動を通じて、SDGsのターゲット2.1(食料増産)やターゲット12.5(廃棄物削減)への貢献を意識している。

当社石原産業の使命は、独自性の高い研究を積み重ねながら、人と自然とテクノロジーの調和に取り組み、地球にやさしい生活環境を創造するための新たな製品を創り出すことです。私たちは、未来のためにも、新たな技術を開発し、創り、活かし、高め、全ての人々がより良い環境での生活を営める社会環境を追求し、持続可能な社会の実現を目指していきます。そして、地域社会の一人一人との絆を大切にし、育み、信頼される企業へとたゆみない努力を続けてまいります。

【ご参考】
■ESG
環境(Environmental)、社会(Social)、企業統治(Governance)の頭文字をとったものです。いずれの側面も企業が事業活動を展開するにあたって配慮や責任を求められる重要課題として考えられています。
■SDGs
Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称。国連総会で採択された、新興国だけでなく先進国等あらゆる国と地域が、貧困や平等、教育、環境等、「誰も取り残されない世界」の実現を2030年までに目指す17の目標と169のターゲットのことです。

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