環境保全活動
当社は、化学物質管理を徹底し排出量や移動量を減らし、人や生態系への影響を抑えています。持続可能な社会の構築を念頭に、環境保全や排出抑制に努めています。
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化学物質の環境への排出・移動量(PRTR)
PRTR(Pollutant Release and Transfer Register)は、化学物質で人や生態系に悪影響を及ぼし得る物質が、どこから・どこに・どれくらい排出・移動されているのかを国が公表する制度です。この制度は、化学物質に関する情報を広く公開するだけでなく、情報公開を通じて企業自身に自制を促すことも狙いとしています。
過去5年間の四日市工場における排出量・移動量の推移を下のグラフに示します。
大気・水域への環境負荷低減
四日市工場の大気および公共用水域への総量規制対象物質の排出量は下のグラフの通りです。
工場では、大気汚染防止法および水質汚濁防止法に基づく総量規制値よりも厳しい自主管理値を定めています。
産業廃棄物の処分状況
アイアンクレーの発生抑制
酸化チタンなどの生産活動に伴って発生する不要な固形分(アイアンクレー)を産業廃棄物として処分場に適切に搬出しています。2016年10月の定期修理後、新しい方法に切り替えて課題であるアイアンクレーの発生抑制を図っています。
アイアンクレ-の空間放射線量率管理
酸化チタンの原料である鉱石には、ウラン、トリウムなどの放射性物質が不純物として微量含まれており、それらは製品ではなく廃棄物に移行します。産業廃棄物として搬出する前に、自主管理値に基づき放射線量を測定し、安全なレベルであることを確認しています。