ダイバーシティ&
インクルージョン
当社は、「化学技術でより良い生活環境の実現に貢献し続ける」というパーパスを定めています。これを実現するためには、従業員を「人財」として位置づけ、教育・研修などの投資を通じて成長を促すと共に、その力を最大限に引き出す必要があります。
また、「Vision 2030」の達成には、さまざまな価値観や属性を持った多様な人財が活躍できる職場を実現していく必要があるため、多様な人財の採用および定着のための諸施策を実施しています。人事制度の適正な運用により管理職や経営幹部への登用に等しく機会を与えるだけでなく、各種研修を通して活躍に向けた一人ひとりの意識と多様性を受け入れ生かすことのできる組織風土を醸成し、これにより女性、外国籍、高齢者、障がい者などさまざまなバックグラウンドを持った人財の活用へとつなげていきます。
多様性に富んだ人材確保
当社では、性別や国籍、新卒、キャリア採用を問わず、志を高くしてグローバルかつチャレンジ精神を持った人財の確保に取り組んでいます。多様な人財を確保するため中途採用、カムバック制度、リファラル採用などを活用し人財基盤の強化を図っています。
正規雇用労働者の中途採用比率
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 |
---|---|---|
65% | 64% | 57% |
女性活躍・両立支援の取り組み
中長期の視点で女性が当たり前に活躍する環境づくりを進めています。積極的な女性社員の新卒採用及び中途採用、女性管理職の登用促進とともに、ジェンダーに関わらず仕事と育児を両立することについて、職場全体が理解し、みんなが応援する環境を整えることで、女性がキャリアを中断することなく活躍できる企業風土醸成につながると考えています。
また、性別にかかわらず意欲ある社員のパフォーマンスを最大限発揮するため、仕事と家庭の両立を支援しています。特に、全社員が育児や家庭の責任を平等に分担できるようにし、ワークライフバランスを取りやすくできるよう、男性の育児休業取得を推奨しています。
働きやすい職場環境
現在、「フレックスタイム制度」、「育児短時間勤務制度」などの制度を設置し、より有効に活用しやすいように社会の変化や従業員のニーズに向き合った改定・要件見直しを逐次、実施しています。
また、組織の活性化と働き方の多様化・各従業員のワークライフバランスを考慮するため、「時間単位休暇」、「積立休暇の行使要件の見直し」など休暇が取得できる環境づくりを進めました。
また、今後の定年延長の動きを見据え、従業員が健康で長期にわたって働くことのできる雇用・勤務形態、制度の検討を進めていきます。