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2020年

2020年7月30日 お知らせ

化学工業日報に当社に関する記事が掲載されました

化学工業日報(7月30日(木)付10面)「塗料工業特集」で当社の艶消し顔料および光触媒酸化チタン(可視光応答型光触媒)に関する記事が掲載されました。
お手に取る機会がございましたら、是非ご覧ください。

===製品情報===
■艶消し顔料
通常、艶消しに配合されるシリカなどの艶消し剤は、耐候性が落ちるという課題があった。表面処理技術を応用した当社の「艶消し顔料」を配合することで耐候性は大幅に改善され、また、艶消し剤の配合をなくすことで、塗料配合の自由度を上げることも可能となる。

・PFR410
白や淡色系に対応可能な白色の艶消し顔料。
塗膜表面に凹凸を作り汚れやすいなどの課題があった従来の艶消し顔料とは異なった仕組みで艶を消すことができ、平滑性があり汚れにくいのが特徴。量産体制も整いつつあり、建築内装・外装向けを軸として、艶消しに限らず幅広い用途での展開を目指す。

・PFS701(開発品)
黒色など濃色系にも対応可能な艶消し顔料。
従来の艶消し顔料の課題に対応した白色の艶消し顔料「PFR410」の技術を応用した開発品。
高い平滑性を持ち、膜厚の違いによる光沢ムラが少ないこと、また、塗膜表面に汚れやほこりが付着しにくいことを特徴としており、さらに、タッチアップ(補修・塗り直しなど)やマスキング跡が目立ちにくいという効果がある。建築内装・外装向けや、工業分野をはじめグローバルなニーズにも応えるため、広く営業活動を進める。

 

■光触媒酸化チタン(可視光応答型光触媒)
光触媒酸化チタンは本来、紫外線照射により光触媒活性を発現するが、可視光応答型光触媒は、蛍光灯などの可視光でも極めて高い活性を示す。また、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、従来の空気清浄機用途に加え、抗菌・抗ウイルス用途へのニーズが高まっている。

MPT-623
当社独自の技術により開発した可視光応答型光触媒MPT-623(フォトペーク®)は、白金化合物処理をした粉体の光触媒酸化チタンで、他のタイプの可視光応答型光触媒と比べ高い活性を示す。
抗菌・抗ウイルスの用途に対しては、MPT-623を含有した塗膜でJIS法準拠の評価を行い、可視光下での抗ウイルスの性能発揮を確認している。光触媒による抗ウイルス法では、ウイルスの突然変異の影響を受けない、薬剤耐性の問題がないなどの特徴があり、注目を集めている。

MPT-427
MPT-623の水分散体。

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