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2022年

2022年5月13日 お知らせ

化学工業日報に当社に関する記事が掲載されました

化学工業日報(5月13日(金)付7面)「遮熱塗料特集」で当社の遮熱顔料に関する記事が掲載されました。遮熱顔料で培った技術を応用した高付加価値品の開発にも力を入れており、新たな市場開拓を目指します。
お手に取る機会がございましたら、是非ご覧ください。

===製品情報===
・開発品「硫化ビスマス顔料」
特殊な化学合成法によって粒子形状がウニ状のとげ構造を有した無機高漆黒顔料。
特異な構造により光を吸収し底のない黒色を発現する。可視光領域では極めて低い反射率を持つ反面、赤外領域で高い反射率を発揮し、全波長の光を吸収するカーボンブラックとは一線を画す。また、特異な性質を持ちながらも、カーボンブラックのような高度な分散工程を必要とせず、容易に高漆黒性が得られることも特徴で、高い機能性が求められる用途への展開が期待される。

タイペークブラックSG-101
環境懸念物質のクロムを含まず、近赤外線領域の反射性能を高めた黒色遮熱顔料。
一般の無機系黒色遮熱顔料と比較して赤みが少なく、ニュートラルな色目を示し、調色(色合わせ)が容易に行えるのも特徴。遮熱機能が求められる濃色系で遮熱性、耐候性の強みを生かして建築用塗料や建築材料などの需要が拡大している。今後は世界的なCO2削減要求を追い風に海外展開を本格化させる。
一方で、競技施設の人工芝に敷かれるゴムチップの代替材料として「タイペークブラックSG-101」を練り込んだ遮熱チップが、当社がスポンサーを務める「つくばFC」などのフットサルコートで採用されている。さらには、スポーツシューズやヘルメットなどスポーツ用品への展開も開始しており、B to C、スポーツ領域での新たな販路開拓を目指している。
また、自動車向け鋼板用として耐酸性を高めた「タイペークブラックSG-103」の開発や光学分野での先端素材としての活用など、用途開発を積極化していく。

タイペークPFR404
棒状粒子の酸化チタンをベースにアルミナ表面処理を施した白色遮熱顔料。
白色顔料としての機能とともに、粒子形状に特徴を持たせ暑さのもととなる近赤外線を効率的に反射。遮熱用の白色顔料として屋根や外壁、道路塗料などに使用されている。

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