2025年
化学工業日報に当社に関する記事が掲載されました
化学工業日報(3月25日(火)付9面)「化粧品原料特集」で当社の化粧品向け酸化チタンに関する記事が掲載されました。
当社は2027年3月末に硫酸法酸化チタンの生産から撤退しますが、塩素法酸化チタンの研究開発、生産、販売は継続いたします。現在、メークアップ化粧品向けに2種類の硫酸法酸化チタンを提供しており、塩素法酸化チタンで代替するための研究開発に取り組んでいます。塩素法酸化チタンは硫酸法酸化チタンと比べて重金属の含有量が少ないことが利点で、メークアップ化粧品と日焼け止め化粧品用途で採用されています。
掲載紙を手に取る機会がございましたら、是非ご覧ください。
===製品情報===
当社の化粧品向け酸化チタンは、顔料級、超微粒子および特殊形状など用途に応じた幅広いラインアップを有することが強みで、お客様の細やかなニーズに対応しております。
今回は以下の開発品、製品についてご紹介いたします。
■超微粒子酸化チタン「MPT-192(開発品)」
サンスクリーン剤向けとして、価格帯を抑えながらも高いUV遮蔽効果を有するコストパフォーマンスに優れた超微粒子酸化チタン。本開発品は、水酸化アルミフリーの要望に応えられるよう表面にシリカをコーティングしている。
■板状酸化チタン「CP-350」
当社が得意とする粒子制御技術を応用し、高い滑り性とソフトフォーカス効果を兼ね備えた板状酸化チタン。板状由来の高級感のあるシルキーな光沢とマイルドな白さを有するため、ファンデーションなどのメークアップ製品に配合することで自然なカバー力を再現する。また、非常に滑らかな感触が得られるため、今後、マイクロプラスチックビーズ(MPB)の代替素材としても市場提案をしていく。
なお、本紙の8面に当社広告を掲載しておりますので、こちらもあわせてご覧ください。
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■当社広告
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街並み(暮らし)に降り立つおばけのビッグビジュアルで、大きな可能性を秘めた未知領域への挑戦を表現し、化学は何物にもなれる可能性があること、挑戦を続け変化を恐れない想いを伝えます。