石原ストーリー
06
初代モデルのスマホ、
今使ったら?
電子機器の安定品質を支える
タッチ
スクリーンが
反応しにくい
写真が
美しくない
動画再生に
時間がかかる
たとえば、2007年に登場したスマホの初代モデル。
当時は衝撃的だったけれど、今と比べれば機能性はまだまだ。
もし今、高純度酸化チタンがなかったら、
初代モデル程度の機能ダウンになると言われています。
高純度酸化チタンは、
電子機器の「縁の下の力持ち」だった!
スマートフォンやパソコンなど電子機器の「高機能・高精度・小型化」を支えてきたのが、高純度酸化チタン。電子機器には欠かせない電子部品「積層セラミックコンデンサ(MLCC)」の原料として使用されています。
なぜ「高機能・高精度・小型化」に関係するの?
たとえば、スマートフォンなら1台あたり約1,000個のMLCCが必要です。また、搭載機能が増えればMLCCの数も増えますが、その分サイズも大きくなってしまいます。
だから、スマートフォンの「高機能・高精度・小型化」を実現するためには、MLCCの小型化が大きなカギ。高純度酸化チタンが、さらなるMLCCの超微粒子化・高性能化・品質の安定化を支えているのです。
高純度酸化
チタンとは?
酸化鉱物の一種であるチタン鉱石から作られる、酸化チタン。白色顔料として使われるほか、さらに手を加えることで高付加価値な酸化チタンが誕生します。
高純度酸化チタンもその一つであり、純度を非常に高めた酸化チタンが「高純度酸化チタン」です。
電子部品(MLCC)に
欠かせない、
高純度酸化チタン
積層セラミックコンデンサ(MLCC)は
体積比約100分の1に進化
高純度酸化チタンを原料とする積層セラミックコンデンサ(MLCC)で考えると、1980年代初めと比べて大幅にサイズダウン
電子部品のさらなる
高性能化・小型化を支える
新たな通信規格5G(第5世代移動通信システム)の登場により、さらなる小型化、高速化が求められる
テレビやパソコンも!
スマホだけでなく、テレビやパソコンなどの電子機器にも同様に貢献
品質の安定化を支える
電子部品の信頼性に大きく影響
ITデバイスの進化に
貢献する、
高純度酸化チタン。
石原産業の研究開発が
支えています。
高純度化・小粒径化が支える高機能
スマホなどの電子機器の動作性向上を支えているのが、高純度酸化チタン。とくに石原産業の高純度酸化チタンは純度99.99%と極めて高いため、品質特性が非常に安定しています。
さらに小粒径化することで、MLCCの小型化や積層数の増加による高性能化に貢献しています。
電子機器に不可欠、石原の高純度酸化チタン
極限まで高めた
酸化チタン
純度99%
~99.99%
独自技術で超微粒子化
粒子径
4ナノ
メートル
サイズを実現(開発品)
化学のちからで、
革新的な生活製品を届けたい。
暮らしのなかで「なくてはならない存在」となった、スマートフォンやパソコンなどの電子機器。これからますます情報社会が進化していくなかで、電子部品材料においてもさらなる「高機能・高精度・小型化」が求められています。
私たちは「化学技術でより良い生活環境の実現に貢献し続ける」というパーパスのもと、高純度化酸化チタンをさらに進化させる研究開発を進めることで、革新的な生活製品の提供につなげたいと考えています。